安い結婚指輪はダメ?後悔しないためのポイントとお店の選び方も解説

結婚指輪を見ていると、2本合わせて10万円を切るようなお求めやすいものから、数十万円するような高級品まで様々です。
そんな中、「普段あまり指輪を着けないし、安いもので十分かも」「結婚式の記念に一度きりで使うだけならコストを抑えたい」と考える人もいるでしょう。
最近では結婚式をしないカップルも一般的ですし、指輪にかける予算を抑えるのは決して珍しいことではありません。
一方で、「安すぎる結婚指輪は後悔する」といった懸念の声があるのも事実です。
この記事では、「安い結婚指輪は本当にダメなのか?」という疑問に答えながら、後悔しないための選び方や、価格を抑えつつ満足できる結婚指輪を見つけるためのポイントをご紹介いたします。
コストと品質のバランスを重視した結婚指輪を探している人は、ぜひ最後までご覧ください。
安い結婚指輪と高い結婚指輪、違いはなに?
結婚指輪はよく似たデザインであっても、お店やブランドによって価格が異なります。そのことに疑問を持っている人もいるかもしれません。
まずは、なぜ結婚指輪に価格の差が出てしまうのかを解説していきましょう。
使われている素材(地金)の違い
同じようなデザインの結婚指輪であっても、使用されている素材の種類や品質によって価格には大きな差が生まれます。
ホワイト系の金属素材としてよく比較されるのが「プラチナ」と「シルバー」です。
一見すると似た色合いに見えますが、それぞれ性質に大きな違いがあります。
プラチナは変色や腐食に非常に強く、長期間の使用にも耐えうる耐久性に優れています。
一方、シルバーは時間の経過とともに変色が起こりやすく、日常的にこまめなお手入れが必要になる素材です。
更に、素材の希少性も価格差に直結します。プラチナは採掘量が限られており、シルバーに比べて非常に希少です。
そのため、同じ重量でもプラチナの方が1gあたりの価格は数十倍とかなり違いがあります。見た目が似ていても、耐久性・ジュエリーとしての扱いやすさ・素材価値などに大きな違いがあるのです。
また、素材の純度によっても価格が変動します。
例えば、金の純度は「K〇〇」と表記され、こちらは含有率を示しています。
「K24」は純金(99.9%以上の金)を指し、もっとも純度が高い金になります。
ただし、純金は非常に柔らかく傷がつきやすいため、結婚指輪の素材としては一般的ではありません。
一方、「K18」は金の含有率が75%、「K14」は58.5%で、耐久性や価格とのバランスから選ばれることが多いです。
純度が高いほど金の価値も上がるため、K18の方がK14よりも価格が高くなる傾向があります。
宝石の有無や品質
結婚指輪に入っている宝石の種類、大きさ、品質、量によって価格に違いが出てきます。
分かりやすいのは結婚指輪に使われるダイヤモンドです。ダイヤモンドの品質基準である「4C」が高ければ、それだけ価格が上がります。
ジュエリーの作りや技術の差
ジュエリーは、単に見た目のデザインだけでなく、構造や加工技術によって、着け心地や仕上がりの美しさに大きな差が生まれます。
指輪をはめた時に指の曲げ伸ばしに違和感がないか、手を閉じた時に指当たりが気にならないかといった装着感は、指輪の厚みやカーブの微妙な調整によって左右されます。
また、ダイヤモンドを留める時も重要で、しっかりと光を取り込めるよう計算された構造でなければ、その輝きを最大限に引き出すことはできません。
更に、肌に触れる内側の部分が丁寧に仕上げられているかどうか、リングの裏面まで美しく磨かれているかといった細かな作り込みも、品質を見極めるポイントになります。
これらは一見しただけでは判断が難しいため気づきにくい点でもありますが、ジュエリーを選ぶのに非常に大切なポイントです。
一方、低価格を重視して作られた指輪は、研磨や仕上げが甘かったり、石の品質にばらつきがあったりすることも。
また、コストを下げるために地金を薄くすることで、見た目は同じでも耐久性が劣る場合もあります。
細部まで丁寧に作り込まれたジュエリーと、コストを最優先にして作られたジュエリーとでは、当然ながら価格にも大きな違いが生じます。
長く身に着ける結婚指輪だからこそ、見た目だけではなく「作りの良さ」も重視することが大切です。
ブランドイメージ、サービスの違い
ブランドとノーブランドでは、同じような商品でも価格に差が出ることがあります。
これは、ブランドにはそれぞれのコンセプトがあり、その世界観を演出するための店舗作りが必要となるためです。
装飾やパッケージといった目に見えるところだけでなく、ブランドイメージに相応しい販売スタッフの育成や質の高いサービスも求められます。
また、アフターサービスが充実していることも多いです。ブランドによっては永久保証を設けているところもあります。
ジュエリーの品質に自信があるからこそできるサービスと言えます。
安い結婚指輪が全てダメという訳ではない
安い指輪と高い指輪の違いについて解説してきましたが、決して「安い結婚指輪が全てダメ」という訳ではありません。
企業努力によって、高品質でもお手頃価格のブライダルリングを提供しているブランドやお店ももちろんあります。
ただ、先ほどもお伝えした通り、安いものにはそれなりの理由があることが多いのも事実です。
また、価格が高いからといって、必ずしも良いとは限りません。
もしかすると、単に割高なだけで、品質やサービスは平均的かもしれません。
せっかく一生添い遂げようと決意したパートナーとの結婚指輪を用意する訳ですから、価格だけでなく、材質やデザインにも目を向けて、後悔せずに長く使い続けられるものを選びましょう。
世間で「安い結婚指輪はダメ」と言われる理由
では、なぜ「安い結婚指輪はダメ」と言われるのでしょうか。先にも述べたように、安い結婚指輪が全てダメという訳ではありません。
しかし、人生の節目に贈る大切な指輪だからこそないがしろにするべきではないので、「安い結婚指輪はダメ」と考える人もいるようです。その理由を見ていきましょう。
親に不安を与えてしまう可能性があるため
まずひとつ目は、「親に不安を与えてしまう可能性がある」という点が挙げられます。
現代では共働き夫婦が一般的になってきたとは言え、特に新婦側の親御さんは、相手の経済的な安定を気にする傾向があります。
結婚は人生の大きな節目です。その記念として贈る結婚指輪が、相場と比べてあまりにも安価だと「本当にこのふたりでやっていけるのだろうか」「経済的に余裕がないのでは?」「収入はあるのに、お金を家庭に使う気がないのでは?」といった不安を抱かせてしまう可能性があります。
結婚というハレの日に、相手のご両親からの印象が悪くなってしまうのは避けたいもの。
結婚指輪はふたりの問題ですが、両家の関係性にも影響を与えるアイテムであることを意識して選びたいところです。
安い結婚指輪は高品質なものを探すのが難しい
低価格の結婚指輪を扱っているお店もありますが、その中から本当に高品質なものを見つけるのは簡単なことではありません。
お洋服など日常的に買う物であれば、セール品の中から良い商品を見つけることができるかもしれませんし、もし合わなかったとしても比較的容易に手放すこともできます。
しかし、結婚指輪はそうもいきません。初めて購入される人がほとんどですし、ジュエリーの購入自体が初めてという人も多いでしょう。
そんな状況で「安くて良い結婚指輪」を探し出すというのは、とても難しい挑戦になります。
そのため「不安な気持ちで安いものを買うよりも、多少値が張ったとしても有名ブランドや老舗のジュエリーショップで購入した方が安心」と考えている人もいるようです。
結婚指輪は一生着けるものだから
最後に挙げる理由は、「結婚指輪は一生着けるものだから」です。
安い結婚指輪は、スペックの何かを犠牲にしてその価格を実現している可能性があるため、一生使い続けるのに耐えられる商品なのだろうかという懸念点が出てきます。
また、「婚約指輪は給料3ヶ月分」などと言われていた時代もありました。
これは、かつて日本で「婚約指輪を贈る」という文化を浸透させたかったメーカーの宣伝文句であり、実際にはそこまでの金額ではないにせよ、「婚約指輪や結婚指輪にはある程度のお金をかけるもの」という世間的なイメージがまだまだ強く残っています。
安い結婚指輪を選ぶメリット
ここまで、「安い結婚指輪はダメ」と言われる理由を見てきました。
しかし、単純に安いからダメという訳ではなく、メリットもあります。
もともと結婚指輪に憧れや必要性を感じておらず、安い結婚指輪を望んでいるカップルもいますし、新生活の始まりで何かと物入りな時期に、経済的負担を抑えられるのは大きなメリットです。
日常的に着用する予定がない場合には、結婚式や、慣例的に結婚指輪を着けていた方が好ましい場面でのみ着用すれば良いので、安価であることがメリットになるでしょう。
また、傷つけた時や紛失した時の精神的ダメージが小さくて済むのもメリットではないでしょうか。
このように、場合によっては結婚指輪が安いことがメリットになり得ます。
こちらの記事では、結婚指輪の歴史や由来などについて解説しています。結婚指輪を選ぶ前に、改めて結婚指輪に込められた意味を理解しておきましょう。
結婚指輪の相場
ここまでは安い結婚指輪について解説してきましたが、一般的にいくらぐらいが「安い」結婚指輪ということになるのでしょうか。
『ゼクシィ結婚トレンド調査2024年』では、2人分の結婚指輪の平均購入価格は29.7万円でした。
購入した指輪の価格帯を見ると、最も多かったのが20〜25万円の24.2%、次に多いのは25〜30万円の18.4%、3番目は30〜35万円の19.4%でした。
20〜35万円の結婚指輪を購入した人が半数以上の62%でした。
上記を踏まえると、20万円以下であれば平均よりも安い結婚指輪と言えそうですね。
また、15〜20万円は6.1%、10〜15万円は5.8%と一定数いますが、10万円以下は1.5%と一気に少なくなります。
最近は素材の高騰もあり、結婚指輪で10万円以下になる商品自体が少ないというのが理由のひとつかと思います。
2本ペアで10万円以下で購入できるものがあれば、かなりのお買い得商品かもしれません。
こちらの記事では、結婚指輪の相場をはじめ、購入方法や購入先など、結婚指輪に関する疑問を解説しています。ぜひ合わせてご覧ください。
【後悔しないために】安い結婚指輪を買う時に意識したいこと
次の解説は、一般的な価格帯の結婚指輪を買う時にももちろん意識したいことですが、安価な結婚指輪を購入する際には特に気をつけて欲しいことについてです。
必ず試着してから購入を決める
結婚指輪を選ぶ時には、必ず試着してから購入を決めるようにしてください。
一般的な価格帯の指輪であっても、試着してみたら「イメージしていたのと違う…」ということもあります。
安価な結婚指輪は、何かを犠牲にして求めやすい価格を実現している場合が多いです。
写真では気づかなかった物足りない部分が、実際に着けてみたらより実感するということが起きても不思議ではありません。
逆に、試着してみても一般的な価格帯の指輪と遜色なく、特に不安な点を感じないのであれば、その指輪は「買い」かもしれません。
予算より上の価格帯の指輪も見てみる
買えるかどうかは別として、予算を超える指輪も見比べてみてください。
そのような指輪を見た時に、「やっぱりあちらの方が素敵だな」と思うようなら、安価な結婚指輪を購入するのは検討し直した方がいいかもしれません。
きちんと色々な指輪を見て、納得した上で安価な結婚指輪に落ち着くのであれば問題ありません。
しかし、「なんとなく必要なさそうだから」「よく分からないけど、お金がもったいないから」などとあやふやな理由で最初から選択肢を狭めてしまうと、後になってから後悔してしまう場合もあるかもしれません。
特に、パートナーとの意見の擦り合わせが不十分だと、お互い納得できていない状態で購入することになりかねません。
「自分は良くても実は相手が不満を持っていた」なんてことにならないように、選ぶ時は慎重に検討しましょう。
将来的に買い替えが必要な可能性もある
安価な結婚指輪を購入した場合、将来的に買い替えが必要になることがあると念頭に置いておきましょう。
結婚指輪は、結婚してから最期の時まで着け続けるのが一般的なので、通常の使用であれば40年から50年は使い続けられる作りになっています。
しかし安価な結婚指輪は、製作過程のいずれかでコストカットして価格を抑えている場合が多いので、耐久性に不安があることも考えられます。
ただし、それは実際に使ってみないと分からないことです。その上で、将来的に早く買い替えの時期が来るかもしれない、ということは頭に入れておきましょう。
周りの意見に流されない
これは安価な結婚指輪を購入する時に限ったことではありませんが、周囲の意見に流されていないか、今一度確認してみましょう。
自分の意見をないがしろにして他人の意見に流されてしまうと、後々振り返った時に「やっぱり自分の意見に従えば良かった」ということになりがちです。
自分でよく吟味して、「今は安価な結婚指輪でいい」と納得できれば、それは自身にとっての正解なのではないでしょうか。
もし誰かの意見に流されていると感じたら、改めて情報収集や試着などをしてみて、今の自分にとって何がベストな選択なのかを考え直してみると良いでしょう。
お手頃な価格の結婚指輪を購入するためのポイント6つ
ここからは、お手頃な価格の結婚指輪を購入するためのポイントを6つご紹介します。どれも特別な知識や技術はいりませんので、活用してみてくださいね。
ポイント①来店時に予算を伝える
来店して早めのタイミングでスタッフに予算を伝えることで、大幅な予算オーバーを気にせず選ぶことができるはずです。
ホームページ等から来店予約を入れる場合には、備考欄等に記入しておくと良いでしょう。
具体的な予算を伝えることで、大幅に超える価格のものは勧められづらくなります。 予算と結婚指輪の理想像、優先順位などを事前にメモをして用意しておくと、スタッフとの会話もスムーズに進めやすくなります。
ポイント②ブランドにこだわらない
予算を第一に考えるなら、ブランドにこだわらないことも大切です。
同じようなデザインで、同じグレードのダイヤモンドや素材でも、ブランドものになるとネームバリューがあるため価格も割高になります。
ブランドにこだわらず、品質を丁寧にチェックすることで、良い品を割安で手に入れることができるでしょう。
ポイント③シンプルなデザインを選ぶ
先述の通り、色んな装飾があるものよりもシンプルなデザインの方が価格は安くなる傾向にあります。
装飾を行うと製作の工程が増え、その分だけ価格が高くなってしまうからです。
安さを優先するなら、ダイヤモンドや装飾のないごくシンプルな指輪を選ぶようにしましょう。
ポイント④プラチナやゴールド以外の素材を選ぶ
プラチナやゴールドのような貴金属以外の素材を選ぶことで、お安く指輪を購入できるかもしれません。
結婚指輪の定番素材はプラチナやゴールドです。しかし、どちらも希少な金属のため、たとえ細くてシンプルなデザインでも、価格が10万円以上になることも珍しくありません。
チタンやステンレスなどの傷や腐食に強くて、求めやすい価格帯の金属を使った指輪を検討するのも、価格を抑える方法のひとつです。
ただし、チタンやステンレスも万能ではなく再加工しづらいなどの問題点がありますので、その辺りは慎重に検討した上で選ぶようにしましょう。
ポイント⑤永久保証のあるお店で購入する
アフターサポートが充実したお店で指輪を購入すれば、結果的にかかるコストを抑えることに繋がります。
例えば「永久保証」がついている店舗であれば、サイズ直しやクリーニングなどのメンテナンス費用がかかりません。
特にサイズ直しは利用の多いメンテナンスですが、保証がない状態で依頼すると5,000円前後の工賃と地金代がかかることがあります。
この費用を気にせず利用できるのは、大きな魅力です。
更に、定期的なクリーニングも無料で対応してくれるお店ならメンテナンスも手軽にでき、指輪を長く美しく保つことができます。
指輪本体の価格が抑えられる訳ではありませんが、長い目で見るとお得なサービスです。
ポイント⑥安くなる時期を狙う
価格が安くなる時期を狙うのもポイントです。
ブライダルジュエリーはその性質上、洋服などのように大々的な値下げセールをすることはありません。
しかし、決算前の2〜3月・8〜9月や月末、ジューンブライドが迫っている5〜6月などは、割引クーポンが出たりして実質的に安くなることがあります。
また、ショッピングモールに出店している店舗の場合であれば、モールの開業記念セールなどに合わせてキャンペーンを行うこともあります。
最近は、どこのジュエリーショップでもメールマガジンや公式LINEなどで自店舗のお得情報を案内していますので、気になるジュエリーショップが見つかったら登録しておくと良いでしょう。
こちらの記事では、結婚指輪の購入や着け始めのタイミングについて解説しています。安くなる時期を狙うと同時に、いつ買うべきなのかの参考にしてください。
関連記事:結婚指輪はいつ買う?意外と知らない、購入やつけ始めるタイミング
こんな選択肢も!結婚指輪をお得に買う方法
ここからは、結婚指輪そのものをお得に購入する方法について見ていきます。
結婚指輪そのものをお得にするといっても、どこかのスペックを落とす訳ではなく、コストを抑えることで安くする方法になります。
中には「そんなことができるんだ!」というものもありますので、参考にしてみてください。
手作りする
お手頃価格で購入するなら、ジュエリーショップや工房で行っている「指輪の手作り体験」に参加するのもひとつです。
シンプルなデザインも多く、お手頃な価格で作ることができるお店も多いですよ。ホームページなどで費用を確認して、ある程度イメージしておくと良いでしょう。
結婚指輪の手作り体験は、結婚前の共同作業ということでも人気があります。
リーズナブルに自分たちだけのオリジナルリングが欲しい、という人は調べてみてはいかがでしょうか。
セミオーダーで購入する
「お手頃価格の結婚指輪が欲しいけれど、オリジナリティも少し出せると嬉しい」そんな人におすすめなのがセミオーダーです。
セミオーダーは元々あるデザインをアレンジする方法で、一からデザインを仕上げていくフルオーダーよりもお手軽なのが特徴です。
例えば、気に入ったデザインの形は変えずにダイヤモンドの数を減らしたりしてコストカットすることもでき、限られた予算の中でも自分たちらしい指輪を手に入れることができるでしょう。
また、お店によってアレンジできる範囲にも差があります。
通常のセミオーダーは、素材の種類を変更するのみなど、できることが限られています。
しかしフルオーダーに近いアレンジが可能なお店であれば、宝石の種類やコンビリングへの変更、ダイヤモンドの数や色を調節するなど、様々な要望に応えて貰えます。
別々のデザインの指輪を購入する
続いて、「別々のデザインを選んで組み合わせる」という方法もあります。
最近の傾向では、「ペアで売られているものでなくても、雰囲気が似ていればOK」とする人も多くなってきています。
例えば、ペアで売られているそのままの組み合わせではなく、女性用を少し指輪の幅が細い似たようなデザインのもので選ぶことによって、ペア感は損なうことなく価格を抑えることができた、という声もあります。
セットリングを購入する
ブライダルジュエリー専門店やブライダルジュエリーのセレクトショップで見られるのが、婚約指輪と結婚指輪がセットになった「セットリング」です。
セットリングは、それぞれを単品で購入するよりも割安になることが多いです。
テイストを合わせる意味でもセットで購入するのはメリットが大きくなります。
また、同じお店で購入することで、アフターサポートの窓口が同じになるのも心強いでしょう。
オンラインショップで購入する
実店舗を持たずに、インターネット上のみで営業しているお店もあります。
実店舗がないと家賃や人件費が抑えられるため、その分割安に販売しているところも多いです。
お店がない一番の懸念事項は、実際に商品を目で見て、手に取って確かめられないこと。これをクリアするために、試着サービスを実施しているところもあります。
結婚指輪は決して安い買い物ではないですし、長く使用していくことを考えても、試着サービスがある場合は利用して実際に確認することで、安心して購入することができるのでおすすめです。
実店舗へ出向くのと比べると、少々手間がかかり試着に費用が発生することもありますが、トータルで見ると結果的に金額を抑えることが可能になるでしょう。
【注意】オンライン購入で気をつけること
オンラインショップでは、ブライダルジュエリーの割に価格が異常に安いジュエリーを見かけることがあります。
保証もついていて高品質な商品を扱っているように見えますが、内容をよく読み込むと天然ダイヤモンドであることや、使われている素材と純度がどこにも書かれていなかったりします。
その場合、宝石にキュービックジルコニアや合成ダイヤモンドなどが使われていたりして、思い描いていた指輪とは品質が違っている場合があります。
ところが、本物の天然ダイヤモンドだと勘違いしてしまっている口コミも見かけます。きちんと確認せずに、勘違いしたまま残念な商品を買ってしまわないように、オンラインでの購入は慎重に行いましょう。
そのお店は安心できる?信頼できるお店の見分け方
ブライダルジュエリーショップに限らず、安くても良い商品を揃えているお店もありますし、逆に信用できないお店もあります。
信頼できるお店を見分けるポイントを見ていきましょう。
実店舗があるか
実店舗があるかどうかは、信頼できるお店なのかを判断するひとつの材料になります。
実店舗があるということは、お店の人の顔が分かっても問題ないということ。つまり、粗悪品を売ろうとするスタンスではないことが分かります。
オンラインショップが主力のお店でも、お客様に安心していただくため店舗を複数出しているお店もあります。
不安を感じたらいつでもお店に出向くことができるので、安心感もあるでしょう。
安いことに理由があるか
なぜ安い価格で提供できるのか、その根拠があるかどうかも大切な要素です。
企業努力によってコストを抑えている場合は、安くても良質なものを扱っているということもあります。
例えば、自社で加工から販売まで行うことで販売価格を抑えていたり、指輪ケースなどの付属品をシンプルなものにしていたり、アフターメンテナンスは永久保証ではなく有料対応にするなど、ブランドによって様々な工夫がなされています。
アフターメンテナンスを受け付けているか
ブライダルジュエリーは一生涯使うアイテムだからこそ、購入したお店とは長い付き合いになることが多いです。
10年、20年と使っているうちに、サイズ直しや石外れなどで修理に出すこともあるかもしれません。そのようなメンテナンスが必要となった時に、きちんと対応してくれるお店で購入するようにしましょう。
メンテナンスを受け付けているということは、自社商品に自信と責任を持っているということ。「その場で売って終わり」「メンテナンスも受け付けません」というショップは、長い目で見て安心できるとは言い難いでしょう。
【2つ合わせて10万円以下も】おすすめの結婚指輪
レガンは札幌を中心に展開する、ブライダルジュエリー専門店です。日本有数の老舗ブライダルジュエリー工房へ直接オーダーを行うためコストを抑えて適正価格で提供しています。豊富なデザインと、多様なアレンジができる高い技術が好評です。 レガンでもお求めやすい価格の結婚指輪のご用意がありますので、いくつかご紹介します。
centauree(ソントレ)
2本で99,000円〜(税込、2025年8月時点)
素材はPt900で、サイドに刻まれたミルグレインのアンティークな雰囲気が魅力。
婚約指輪やファッションリングと重ね着けしてもナチュラルな着け心地です。
capucine(カプシーヌ)
2本で99,000円〜(税込、2025年8月時点)
素材はPt900で、指輪の中心に細く走るラインがシャープな印象。女性用はラインの上下に留まるダイヤモンドが華やかさをプラス。
この価格とは思えない滑らかな着け心地で、コストパフォーマンスも申し分ないです。
flash(フラッシュ)
2本で¥132,000~(税込、2025年8月時点)
素材はPt900で、さりげないウェーブラインが手を美しく見せるデザイン。すっきりとしたシルエットはダイヤモンドがより輝くようにダイヤの留め方にもこだわりました。
レガン札幌店限定22周年特別プライスです。
sonrisa(ソンリッサ)
2本で¥154,000〜(税込、2025年8月時点)
素材はPt900で、外して置くとハート形に見える緩めのV字カットが印象的。女性用にはメレダイヤが複数入っており、結婚指輪でありながら婚約指輪かのような華やかさを持ち合わせています。
Fortuna(フォルチュナ)
2本で¥154,000〜(税込、2025年8月時点)
素材はPt900で、サムシングブルーとして人気のアイスブルーダイヤモンドをセッティングした限定モデル。爽やかな輝きはふたりの明るい未来を照らしてくれそうですね。
さりげないウェーブラインのアームは裏側まで磨き上げられていて、滑らかでナチュラルな着け心地です。
レガンで指輪をご購入頂いたお客様の声
結婚指輪で迷ったら専門店へ
ここまで、安い結婚指輪がダメと言われる理由や結婚指輪を割安に準備する方法を見てきました。
結婚指輪は、夫婦ふたりの絆を象徴するアイテム。安さだけで選ぶのではなく、まずは色んな指輪を比較して選ぶようにすることで、より愛着を持って身に着けることができるでしょう。
結婚指輪をどうやって選べばいいか迷っているなら、専門店に相談してみるのがおすすめです。
LEGANは、札幌を中心に展開するブライダルジュエリー専門店です。
日本有数のブライダルに特化した老舗ジュエリー工房へ直接オーダーを行うことで低コストを実現し、適正価格でお客様にお届けしています。
豊富なデザインと多彩なアレンジができる高い技術が好評です。
結婚指輪で迷ったら、ぜひ一度LEGANにお越しください。専門知識のあるスタッフが親切丁寧にアドバイスさせていただきます。
ブライダルジュエリーLEGANでは、オンライン販売も行っています。
ご希望のデザインやアレンジなどが出品されていない場合は、お気軽にコンシェルジュにご相談ください。
LINEチャット、お電話(受付時間:11:00〜19:00)、お問い合わせフォームなどご利用いただけます。
監修者

副店長:奥野 礼奈
LEGANにてブライダルジュエリーのコンシェルジュとして、
これまで数千件のカップルの方に、婚約指輪・結婚指輪のご案内を
して参りました。
この経験を活かし、これからご結婚される方向けに
婚約指輪や結婚指輪に関する有益な情報提供を行いたいと願っています。
LEGAN(レガン)について

日本で有数の老舗ブライダルジュエリー工房で製作した高品質なリングを提供する1946年創業のブライダルジュエリーショップ。
アレンジオーダーと希少な天然のピンクダイヤモンドの豊富な取り扱いがLEGANの強みです。
1000点以上の婚約指輪・結婚指輪のラインナップをご用意しており、この豊富なラインナップに、リングの素材や表面仕上げの変更、ダイヤモンドの変更などお好みのアレンジオーダーが可能です。
また経験豊富なコンシェルジュが、お客様の肌の色や手や指の形、アレルギーなどに合わせたご提案を行うこともできます。お気軽にご相談ください。
Store List
店舗のご案内
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ブライダルジュエリーレガン 札幌本店
北海道札幌市中央区北2条西2丁目15 STV北2条ビル1階
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ブライダルジュエリーレガン 旭川店
北海道旭川市4条通8丁目1703-5 アピスビル1階
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ブライダルジュエリーレガン 帯広店
北海道帯広市西2条南7丁目19 ハヤカワビル1階